研究者

研究者になるにはどうすればいいの?研究者になる方法をまとめてみた

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自分の研究に没頭できる、つまり研究者は好きなことを仕事にできるとも言えるでしょう。

そんな研究者になるには一体どうすればいいのでしょうか。疑問を持っている人のために、研究者になる方法をご紹介していきます。

 

研究者になるにはかなりの努力が必要

研究者になるにはかなりの努力が必要です。研究者とは多くある職業のなかでも専門性が高く、頭がよく探求心が非常に強い人間が適しているとされています。

研究者として雇われるには採用試験の時点で大卒以上の学歴を求められることがほとんどです。大学や国立の研究所の場合は優秀な大学の学生や大学院で修士号や博士号を取得していたり、海外に留学経験のあるような優秀な学生を欲しているところが多いです。研究者になる道は非常に狭き門と言っていいでしょう。

また、研究者という職業は非常に高い専門性を求められるため、自分が研究する分野に関しての深い知識が求められますので、未経験者がやる気や熱意だけでなれる職業ではないのです。

思い描いたような立派な研究者になるのはかなり難しいといっても過言ではありません。時には運の悪さのせいにしてしまうくらい、うまくいかないこともあるくらいです。

 

研究者になるための道は大きく分けて2つ

研究者は大きく分けて2種類あります。

  • 国の機関の研究者
  • 民間企業の研究者

どこから資金を得て研究できるかの違いになるのですが、国もしくは民間企業の要望に応えて研究するので、あなたが研究したいものに合わせてどちらに属するか決めることになるでしょう。

 

国の期間の研究者になるには?

大学や国の機関の研究者になるには博士号取得が前提条件となります。博士号を無事に取得しても、ただちに正規雇用されるわけではありません。ポスドクといった任期付きの研究員を経てから正規職員として雇われることがほとんどです。ポスドクとは博士号を取得した短期の研究員のことです。任期は2〜3年です。

国の研究機関とは大規模の研究開発法人である理化学研究所や産業総合研究所のようなところから、特定分野特化の研究を行う少人数の組織もあります。国の研究機関の求人は公募もありますが、研究が専門的であるほど、専攻とそれまでの経験とのマッチングが重要となるため、まずはポスドクとして働いてから正規職員として雇用されることがほとんどです。

大学の場合、ポスドクとして働いた後に助教、准教授、教授とキャリアアップしていきます。しかし、助教になれるのは100人の1人と言われるほど狭き門です。さらに准教授となって、自分の好きな研究を行える教授になるには厳しい審査が待っています。大学受験でストレートに大学に入ってキャリアを積み重ねたとしても、博士号を取得するのが27歳、ポスドクで3年働き、助教が3年〜5年かかり、准教授が5年〜10年と、大学教授になるまで10年から15年かかる場合が多いです。

 

民間企業の研究者になるには?

民間企業の研究職は大学卒業資格で募集を行っている企業もありますが、修士号を取得したほうが圧倒的に有利です。

民間企業で博士号取得者の募集をすることは少ないことから、民間企業の研究職を希望する場合は修士号を取得した時点で応募したほうが現実的です。

民間企業の研究やポストによっては専攻や研究テーマが重要となってくる場合もあります。

ですが、新卒採用の場合、研究で培われてきた科学的思考や数字やデータの取り扱い方、実験や分析のスキルなどそれまでの経験が問われることが多いです。

民間企業では基本的に任期が決まっていない正規職員として採用されます。民間企業の研究員として働いてから、改めて博士号を取得する人も増えています。

 

研究者になるために必要なもの

研究者になるために必要なものとして学歴があります。一般的には大学や国の研究機関で働くためには優秀な大学の大学院の博士課程まで卒業しておくことが前提となります。
学生時代からその専門分野の若手において頭角を現わす活躍をしておいたほうがいいでしょう。学会や研究会、シンポジウムなどに参加して、またインパクトのある論文を作成しておくことが大学や国の研究機関で働くために必要になってきます。機会があれば海外に留学して、専門分野の研究を深めておくといいでしょう。

研究は幅広い分野がありますので、大学卒業が必ず必須ではない分野もあります。例えば技術開発を行う機械メーカーでは「高専」と呼ばれる高等専門学校を卒業した人が活躍している場合があります。ロボット制作などの分野で技術を磨いているので即戦力になるからです。

民間企業によって活躍している人の学歴やバックボーンが違ってきますので、よく調査してみるといいでしょう。

研究者に必要なスキルや学歴は専門分野によって異なりますが、共通して必要とされるのは語学力です。グローバルな規模の学術誌に発表するためには英語で論文を書くことが必須です。
また、海外の論文や資料を読み込まないと研究が深まらないこともあり、高い英語力が必要となってくるので、読み書きだけは高いレベルでの英語力が必要です。学生時代から英語に触れる機会を増やし、TOEICや英検で結果を残しておくことが必要です。

 

研究者に向いている人はどんな人?

研究者に向いている人の資質として、まず必要なのが探求心です。探求心とは物事の意義や本質を深く掘り下げて見極めようとする心であり、研究テーマを考え、実験の方法を考えるうえで大事な気持ちとなってきます。小さいころから「どうしてこれはこうなるんだろう」だとか、「もっと知りたい」という気持ちが強かった人が研究者に向いていると言えます。

次に研究者に向いている人の資質として大事なのが根気になります。今世紀になっても、分からないことはたくさんあります。長年研究者たちが研究しても、解明されていない謎はたくさんあるのです。研究者が人生を賭けて取り組んだとしても、解明されないかもしれません。それでもあきらめずに粘り強く、根気よく取り組める人が研究者に向いていると言えるでしょう。

最後に研究者の資質として大事なのが論理的な思考です。研究者はインスピレーションも大事ですが、実験や分析したデータを整理して考えるためには論理的な思考が必要になります。仮説を立てることはもちろん、仮説を裏付けたり、当初とは違う結果が出たときにまた新しい仮説を立てる能力が必要です。筋道立てて物事を考えることができないと研究者として厳しいでしょう。

 

外国で研究者として働くためには?

外国で研究者として働くためにはまずポスドクとして働く方法があります。

外国でポスドク先を見つける場合、応募者はみんな優秀ですので差がつかないかもしれません。その場合はどれだけ自分の研究分野と大学の研究分野が合致するかが重要です。Jrec-inなどを調べて、どういう能力が求められているかをあらかじめリサーチしておきましょう。新規プロジェクトの場合、そこの享受が持っていない知識が必要となってくる場合もあります。ですので、リサーチはとても重要となってきます。

自立した研究者が求められる場合もあり、受け身の姿勢ではなく「これをやりたい」と主張することも時と場合によっては必要です。公募内容によって変えるといいでしょう。

日頃から世界とネットワークを作っておくと、ポスドクとして働く道のほかに、教員のポストを狙えることもあります。
世界とネットワークを作る方法として、まず国際会議があります。自分の発表が全て面接だと思いましょう。自分の発表や先方の招待講演の後には積極的に絡んでいくようにするといいです。著名な研究者に絡む場合は、相手にとっても有意義な時間となるように、自分の論文を持って行ったり、鋭い質問をするようにしましょう。

次に世界とネットワークを作るためにはセミナーです。セミナー先として一番楽な方法は知り合いの研究室ですが、ボスを紹介してもらう方法もあります。雇用を依頼するのとは違い、セミナーの依頼はメールでも可です。連絡相手は相手がどんなに権威があろうが、著名な研究者であろうが関係はありません。どんどん連絡するようにしましょう。先方が興味がなければ返信がないだけの話です。どんなトピックなら話せるかをアピールするために、論文を添付するのもいいでしょう。学会や論文で相手の研究に興味を持ったら、共同研究提案でも大丈夫です。お互いWIN-WINになるような提案をしましょう。

海外でポスドクを探す場合、fellowshipを取るとかなり有利になります。Fellowshipは、JSPSやNSFやEinstein、Marie curie、大学の独自のものなど色々あるのでトライしてみましょう。

 

研究者になるのは簡単ではない

研究者の採用は狭き門です。研究者になるには学生時代にどれだけ専攻分野の知識を深められるか、また目覚ましい活躍をするかにかかっています。

また、研究者になったとしても、答えの出ないことに取り組んでいくのはとても根気がいります。

研究者になるのは簡単ではありませんが、それでも研究者になりたいという熱意があればきっとなれるはずです。

 

研究者に転職するためにはどうすればいいの?

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